2019年モデルで、注目度の高いキャノンデールの「SystemSix」
エアロロードが増えてきつつある中で、cannondaleが4年の開発期間を経てリリースした全く新しいロードバイクです。
このバイクの本当の魅力は風洞実験室でベストの結果を出すというところではありません。また、一部のプロライダーのためだけにこのバイクを開発したわけではありません。スプリンターやクリテリウム専用のバイクと言う訳でもありません。
このバイクはハイスピードで走りたいと思っているすべての願いをかなえるバイクです。
考えられるあらゆる状況でハイスピードライドを実現します。考えられるすべての状況でライダーに大きなメリットをもたらします。
もちろん通常であればエアロロードが苦手とする状況でもです。
例えば上りでもSystemSixは約6%以下の勾配であれば、EVOなどの従来の軽量バイクを上回る性能を発揮するでしょう。
ちなみに、グランツアーの有名な山岳ステージのモンヴァントゥー、ランプ・デュエズ、ガリビエ峠の勾配はいずれも7~8%です。つまり、実際に走るほぼ全ての上りで大きなメリットが得られるということになります。
さらに短めの上りではそのメリットは劇的に跳ね上がります。頂上に到達し、下る際、例えば約5%の勾配を下るとした場合、SystemSixは200W程度の出力でペダルを回せば十分ですが、従来のバイクのライダーがそれに追いつくためには300W以上の出力が求められます。
もし先頭集団の中でも、時速50kmのスピードでトップ争いをしているなら、従来のロードバイクのライダーよりも50W以上少ない出力で済むという事です。
ドラフティング中、すなわち誰かの後ろについている場合・・・エアロ効果を気にしなくてもよい位置でもSistemSixはメリットを感じることができます。
フィニッシュ目前のスプリントに入り、徐々に加速し出力が1000Wに到達し、そのまま200m走り続ければSystemSixは後続のライダーとの間にバイク4台分の差をつけられるはずです。
これは実際のライダーに本当にもたらされるメリットで、考えられるあらゆる状況でメリットがあります。
世界最速のバイクの長所は速いだけではありません。このバイクは思いっきりパワーをかけていない時でさえメリットをもたらせます。
時速30km程度のトレーニングライドでも従来のバイクを使っているライダーより約10%少ないパワーで走ることができるのです。
温存したエネルギーを後の上りでも使えるし、うまく活用すればアマチュアスプリントレースで圧勝できるでしょう。
このバイクはプロライダーだけのためのバイクではありません。とにかく速く走りたいというすべてのライダーのために生み出されたバイクなのです。
ぜひこの機会にご自身の足で「SystemSix」の乗り心地を試してみてください。
開催日 : 2019年 4月 13 (土) ~ 14日 (日) AM 10:00 ~ PM 4:00
場所 : サイクルショップタケチ
試乗可能バイク : SystemSix Hi-Mod ULTEGRA ・ SuperSix EVO DURA/ACE
※ バイクシューズをお持ちください。
※ ペダルはSHIMANO SPD-SL と LOOK Keo はご用意いたします。その他の場合は、バイクシューズと一緒にお持ちください。
※ 安全のため、ヘルメットはご自身の物を必ずお持ちいただき、試乗される時には着用ください。