12月16日(土) 酒蔵見学ツーリングを行ないました。
天気予報は良くなさそうでしたが、なんとか雨も降らずツーリングに出かけることが出来ました。
20kmをゆっくり2時間ほどかけて走り、「丸本酒造」さんに到着です。丸本酒造さんは、慶応三年創業という大変古くから、鴨方で日本酒を作ってらっしゃる酒屋さんです。
現在では、東京ドーム14個分の土地で土壌改良を行ない、農薬を使わず山田錦米を自社で栽培し、原料に使うなどこだわりのお酒造りをされているようです。
見学させていただく前に、手洗い30秒。冷たいよなぁって思ってたらお湯だったので良かったぁ(笑)
ヘッドキャップ・マスク・衛生服着用です。日本酒はご存知の通り、発酵させて作りますよね。雑菌は禁物です。
これが原料となる「山田錦」。1粒を60%くらいまで削りお米の中心部分を使うそうです。この精米だけでも24時間かかるそうです。
蒸したばかりの山田錦を試食させてくださいました。雑味を取り除き柔らかな味がしました。うるち米のようなもっちり感も少しあったのでびっくりでした。芯まで蒸し上げると麹菌を付けて、タンクで発酵させる時にドロドロになりすぎるので、若干 芯を残しているそうでした。
最初に見せていただいたのが、12/2に仕込んだタンクでした。中を覗き込むと、麹菌の発酵が進みブクブクと絶え間なく泡が吹き出していました。まだ米粒のブツブツが残っているのが見えます。2週間でこんなに変化するものなんだ。と不思議な思いがしました。
杓で掬ってくださいましたが自転車でしたので、味見はできませんでした。残念(;_;) 道交法の改正で自転車も車両扱いになり、飲酒や酒気帯びは車と同じ罰金が科せられるんですよね(* ̄□ ̄*;
なので
ウォーキングで参加された方に味見してもらいました。トロっとしてツブツブ感が残っているけど、しっかりアルコールはあるよ。とのことでした。
案内してくださった方が、発酵しているので、温度管理やどこまで発酵させるか見極めるのが難しいんです。にごり酒、原酒はこれをこしただけのお酒です。って説明してくださいました。
こちらはさらに三日前に仕込んだタンクですが、ブクブクの泡もきめ細かくツブツブはほとんど見えなくなっていました。僅か3日でサラサラ感が強くなっています。「へー 三日でこんなに変化するものなんだ」なんて驚きました。
こちらは「大吟醸」のタンクが並ぶ蔵。更に温度管理が難しいそうです。
出来上がったお酒をこす機会です。この機会で絞っているんですね。搾りかすが「酒粕」なのは言うまでもありませんね。
この部屋は温度は5℃。きっちり温度管理されていました。じっとしていると寒い寒い。
ここで、重要文化財にもなっている酒蔵の中の見学は終了です。酒蔵見学すると記念品として賀茂緑のお酒をいただきました。隣の建家に売店があるので、試飲と購入が出来ます。しつこいようですが、試飲は出来ずお土産を購入しました。
玄関先で記念写真を撮っていただき、お腹が空いたので昼食を食べにむかいます。
丸本酒造さんから10kmほどの移動ですが、道に迷い「こんな道 普段は絶対通らないぞ」的な道を抜けてたどり着いたのが
古民家を再生して、食事を提供してくださっている「古民家文庫 茂登田」さん。
白壁が綺麗な外観ですぐ見つけることが出来ました。土壁は手作りで作っている最中でした(;´∀`)
中に入ると、広~い土間。その奥にテーブル席と座敷、囲炉裏の部屋もありました。
メニューはこれだけです!すべて自家製のオーガニック。玄米・とうふハンバーグ?・とろっとろコロッケ・・・。
これで500円は 驚きです。誰に聞いても「安い!」って言いますよね。
ハンガーノック寸前でしたので、ペロッと美味しく完食です。
食後茶でほっこりして、お腹も気持ちも落ち着いたところで、帰路につきました。
帰路は追い風でペダルが軽い軽い(*≧∀≦*) 最短距離のフラットコースを気持ちよく無事帰りました。
今回のツーリングも酒蔵見学¥700+昼食代¥500で、知らなかった日本酒の作り方・出来ている過程の貴重な見学、美味しい食事と五感に響く楽しいツーリングを皆さんと共有する事ができました。一緒に走ってくださった皆様に感謝です。
次のツーリングはどこへ行こうかな?まだ決まってませんが、また楽しいツーリングをしたいですね。企画ができましたらブログで案内いたします、都合つけばのんびりゆっくり一緒に走りましょうね(^^♪
最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m