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FULCRUM WIND 42 JAPAN カスタムが入荷しました!

ロードバイクを楽しんでいる人の多くは、しばらくキャリアを積むとホイールを変えて楽に走りたいなぁ・・・。と考える人も多いと思う。

しかし色んなブランドがあり過ぎて、どこのブランドにするかを決めるだけでも一苦労だろうと思う。ネットの口コミもインフルエンサーもどこまで信用してよいか分からない・・・。

結局、見た目と価格で中華で妥協してしまう。これは実は非常に残念な結果にしかならない。

ロードバイクのホイールは、フレーム(車体)の次に大きなパーツになるので、ホイールをアップグレードするとその効果は大きい。巡航速度が容易に上がったり、ヒルクライムが楽になったり。せっかくお金をかけるのであれば十分に満足できるブランドにするべきである。

当店でオススメのブランドとしては、大きく分けて2ブランドになる。

 

① 丈夫さを求めメンテナンスが苦手な人に「MAVIC」

言わずと知れたホイールメーカー。皆さんが生まれる前からリムを作っています。今では完組みホイールでおなじみになっている、コスミックとかキシリウムと言った代表的なシリーズを持ち、優れたリムを開発生産し、ニュートラルなメーカーとしてどんなブランドのバイクにも合わせやすい。

ベアリング部はシールドカートリッジのベアリングにより、耐久寿命が永く、定期的なメンテナンスのスパンは比較的長めでも安心して使える。

またMAVICには独自のMAVIC CARE(マヴィック ケア)があり、生涯保証でサポートしてくれるのも安心材料の一つだ。

 

② 回転の軽さ・転がりのスムーズさのFULCRUM 

皆さんは、カンパニョーロと言うイタリアのブランドをホイールメーカーだと思ってはいないだろうか。

カンパニョーロは、今は無きザックスとかユーレーと言った自転車部品を昔から作っている会社。日本で言うシマノと同じように自転車のパーツを生産している会社です。

その中で、カンパニョーロとは違うシマノ規格でホイールを作っているのがFULCRUM(フルクラム)になるので、構造やクオリティーはほぼカンパニョーロと同等になる。

なので、カンパ/フルクラムと呼ばれるのはそのためである。

知っておいて欲しいのは、カンパ/フルクラムはベアリング部分がカップ&コーン式になっているので、シールドベアリングには無い回転の軽さが特徴と言ってよい。

カンパは昔から、レコードグレードをフラッグシップモデルに持ち、精度の高さ・パーツの耐久寿命・交換部品の豊富さから、自転車をよく知るバイカーから愛用されている。カンパニョーロで組んだ自転車を目にしたら、そのオーナーはかなりの自転車通だと思ってよい。

ほとんどのメーカーがシールドベアリングでハブを作っている中で、カンパ/フルクラムがカップ&コーン式のベアリングに拘っているのは、やはりホイールの転がりの軽さを大切に考えているからだろう。全てのパーツをカンパニョーロで組むのは容易ではない、かなりのコストが掛かってしまうからだ。であれば、せめてホールくらいはカンパニョーロを使いたい。からカンパ/フルクラムのホイールは多くの人が使い始めたのである。

お客様に試乗ホイールを装着してもらい、乗ってもらうと、まず「一こぎ目から軽い!」このセリフを何度も聞いてきている。誰しも感じてもらえる違いである。

自転車が動いている時は常にこの恩恵を受けれるので、ホイールを変えただけで速く走れるのは間違いない。また、回転の抵抗が軽減するので、疲労度も知らず知らずのうちに軽減されている。

カンパ/フルクラムのホイールには2種類のベアリングがある。1つはベアリングがセラミックの「CULT」。もう一つは鋼球ボールの「USB」(ウルトラ・スムーズ・ベアリング)。ネットではこの鋼球ボールベアリングをセラミック化しませんか?というものが山のように出てくると思うが、USBであってもかなり転がり抵抗は軽くなるので、CULTでなければダメと考えなくてよい。

大切なのは、最低でも1年に1度はカップ&コーン部分のグリスを交換する事だろう。何年もメンテナンスされていないホイールは、甲高いラチェット音がするので、性能は格段に落ちているのが音だけで分かってしまう。

カンパ/フルクラムは、きちんと手入れをしながら永く愛用してもらう。その手間の代わりに大きな恩恵をライダーにもたらす。と覚えておいてもらいたい。

そのフルクラムからリリースされたのは【 WIND 42 JAPAN カスタム】。日本仕様だけのオリジナルデザイン。

Wind 42(ウィンド 42) 
タイヤタイプ:2-WAY FIT™(クリンチャー / チューブレス)
タイヤサイズ:700C
ASTMカテゴリー:2
重量:1,510g(Wind 42)
リムマテリアル:FF80フルカーボン、DIMF™(ダイレクト・インモールド・マット・フィニッシュ)、C-LUX™ リムベッド
リムハイト:42mm
リム幅:29mm
インナー・リム幅:23mm
ブレーキ・システム:ディスクブレーキ
ブレーキ規格:AFS™(センターロック)
アクスル:HH12-100(フロント) / HH12-142(リア)
スポーク:TWO-TO-ONE™、ステンレス、ダブル・バテッド、ラウンド、ストレート・プル F/24 R/24
ニップル:アルミニウム、Mo-Mag™
フロントハブ:アルミ製
リアハブ:アルミ製
ベアリング:シールド・ベアリング *調整可能
重量制限:120kg(ライダー、バイク、アクセサリーの総重量)
税込定価:Wind 42 ¥261,800(シマノHG11s / N3W *XDR¥262,900)

WIND 42について詳しく↓↓↓

 【フルクラム:新製品】THE WIND OF CHANGE / Wind 42・Wind 57リリース。 | カワシマサイクルサプライ 

 

最後に重要な点を付け加えておくと、カンパ/フルクラムのホイールをネットで買ってはいけない。理由は保証が受けれなくなってしまうからだ。ネット通販で購入されたものは流通経路が正規ではない場合が多いので、修理やワランティを受けない場合があるのでご注意を