5/17 四国の雲辺寺に挑戦してきました。
雲辺寺の駐車場まで標高約900m!! 結構なヒルクライムでしたね。スタートしたのが寛永通宝の砂絵で有名な観音寺近くの駐車場でしたから、まるまる900mを上りました。自分的には、歩き登山のイメージで補給食と水分を十分にバックパックに入れて出発しました。
バイクを用意している頃から、急激に空模様が怪しくなってきます。コンビニで水を買う時には霧雨が顔に当たり始めました。んーーー、今日の雲辺寺は止めたほうが良いかなぁ・・・路面状況と、気温、土砂崩れなどが気になります。しかもショックなことが。スマホを落としてしまい、全く操作が出来ません(。-∀-) 道を辿るのにGPS機能に頼るつもりは最初からありませんでしたが、緊急連絡が取れないしなぁ・・。
まぁあれこれ思っていても仕方ありません。とりあえず前へ進むことに。
雲辺寺アタックの前に、大興寺さんへ立ち寄ります。道から下に見える仁王門は初めてでしたし、本堂らしき建家が全く見えません。うっそうとした茂みの端っこに仁王門がポツンっ。門をくぐると歩幅のバラバラな階段があり、本堂に到着です。
さて、900m!どうする? なんて迷っている自分。往生際が悪いのを見かねたネコがどこからともなく現れて、足元にまとわりついて来たかと思うと、仁王門に続く階段を先導していきます。
あはは (;・∀・) このネコちゃん引導を渡しに現れてくれたんだ・・・。グダグダ思ってる間にさっさと行きなさい!って。
8:30 空も所々に青空が見えてきました。腹をくぐって900m上空を目指してアタック開始です。
アタック開始から1時間。陽の当たる場所は肌がジリジリするくらいの紫外線。朝の霧雨はどこへやら。まぁまぁ登ったんじゃないのぉ~って所の展望台で休憩です。後で確認したらこの地点で466m。私のペースはしっかり走る人の半分なので、普通の人だとここまで30分だろうなぁ。
この後の事を考えてエネルギー補給です。スポーツようかんをガブリ! あぁ~美味いわぁ(笑) 血糖値回復です。
しかし、このあとの道がすごかった(°д°) 車幅は車が1台通れるのがやっとで、アスファルトは割れてガッタガタ。片側は本当の崖。
やっと広い道に出てホッとしたのも束の間、今度はコンクリートの道が現れたかと思うと激坂の始まりでした。残りの3~4kmが凄かった・・・(T▽T)
やっとの思いで雲辺寺の駐車場に到着ですε=(・д・`*)ハァ… 最後は蛇行蛇行で真っすぐ走れませんでしたが、なんとか自転車を降りずにフル乗車で辿り着くことが出来ました。距離もさる事ながら勾配もすごかったなぁ・・・。八十八ヶ寺の中で最高峰のお寺さんだけのことはありますね。辿り着いた達成感でいっぱいです。途中でエネルギー補給しておいて良かったです。登り始めて3時間を目安にしていましたが、2時間半で達成です。
しかし腹が減った・・・。
っという事で、雲辺寺を降りて温かいうどんです。結構 登った分 長ーい下りは寒い寒い・・・。上でインナーを着替えたのですがそれでも この時期は日陰になるとヒヤッとします。標高が低くなると気温も段々暖かくなるのが分かりました。
観音寺の砂絵にちなんで、かまぼこに寛永通宝の焼印が入った(かね)とお餅(もち)が入った おうどんで腹ごしらえです。時間は15時、ハンガーノック寸前なので、あれこれガラスケースから取り出してこのありさま。コロッケにチキンカツまで欲を出してしまいました(^-^; お餅は、あんこ入りとあんこ無しを選択できるみたいです。
腹ごしらえ出来たので、本山寺へ。
大きなカバーを掛けているのは五重の塔の改修をしているところです。かなりの大きさが分かります。見れなくて残念。
本山寺からひたすら土手を走り、観音寺に到着。
納経所が閉まる少し前だったので、境内は人もまばらでした。境内は広いですが、本堂は大袈裟なほど大きくはなく、閑静なたたずまい。
とは対照的な?
同じ敷地内にある 神恵院はコンクリートの打ちっぱなしの斬新で新しい建家でした。本堂の立て看板が無ければ書庫か宝物殿と見間違えるかもしれないです。
この境内にある お遍路グッズを売っている所に、お遍路デザインのバイクシャツを売っているらしいのですが、時間が遅く、もう閉まってました。
看板のぜんざいや抹茶を眺めるだけ、もう少し雲辺寺を頑張って登っていたら間に合ったかもですが、自分の力のなさを感じつつ、近くの日帰り温泉で汗を流して帰りました。
海沿いの温泉は潮風を感じつつ露天の水風呂で足をクールダウンするのに気持ちよかったです♪
気持ちを頂きました。