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cannondale CAAD12 105 押し!

今回は、Cannondaleがミドルグレードのカーボンバイクを発売しないのか解説しますね。

ご存知の方も多いと思います、キャノンデールの「CAAD12」。軽くて、アルミのくせにしなりがある。もちろん剛性感も持ち合わせているバイク。『カーボンキラー』の異名はどこから来るのか?

 

一般的なメーカーさんで、アルミのモデルはカーボンの下位モデルとしか扱われていません。俗に言うエントリーモデル。

もちろん悪いわけではありませんが、「アルミ」っと一言で全部一緒のように勘違いしがちですが、アルミは「合金」なんですよね。アルミ合金は、色んな混ぜ物の集合体なんですよね。何をどれだけ混ぜるかで「6000系アルミ」とか「7000系アルミ」なんて聞いたことあると思います。

ですので、非常に価格の調整がしやすい素材でもあります。加工のしやすさ・価格の調整のしやすさで重宝される素材と言ってよいでしょう。

一般的なメーカーさんが、価格帯の設定に隙間がないようにアルミバイクを生産するのに比べ、キャノンデールは真逆の考え方でアルミバイクを生産します。

まだロードバイクにクロモリフレームしか無かった時代に、アルミ素材に着目しバイクの生産を開始したキャノンデール。当時は賞賛の声より非難の声の方が多かったですが、今でどうでしょう?ほぼどのメーカーもアルミバイクをラインナップしています。

いち早くアルミ合金に着手したメーカーならではの進化がキャノンデールの「CAAD」現在では12シリーズ目に突入しているのが、CAAD12フレーム。

アルミ合金の素材をとことん突き詰め、どのメーカより「薄く」て「軽い」。

溶接後の強度ムラを少なくするための焼入れをすることで「丈夫」(他メーカーはしません)

ホリゾンタルフレームにすることで、パイプ長が長くなり「しなる」

結果、他社メーカーさんのミドルグレードのカーボンに優るアルミバイクが出来上がる訳ですね。

お伝えしたい内容はまだまだ有りますが、それはぜひ実物を見ていただきながらにしましょう。(^^)

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