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淡イチ(淡路島一周)サイクリングしてきました。

10月の3連休、皆さんいかがお過ごしでしたか?

今年は自然災害が多くて、沢山のイベントが中止や延期になりましたよね。

10月6日、台風25号が日本海を通過・・・。7日8日に予定してた淡イチも台風が1日ズレていたら中止せざろうえなかったですが、当日は台風一過の晴天です!週末にこんなに快晴なのは珍しい。

天候に恵まれ、通常「淡イチ」150kmを1日で走るのが一般的ですが、今回は無理せず一泊二日の行程です。

秋晴れの瀬戸内海。明石海峡大橋を渡り淡路島に到着です。

9:30 準備を済ませ、岩屋から時計回りに150kmの旅に出発です。この日の最高気温29℃。いくら湿度が低いとは言えジリジリと突き刺すような日射しでした。今年はポッキーにならずに済んで油断してました。秋なので大丈夫だろと日焼け止めを忘れてしまい結局今年もこの一日で腕も足もポッキーに・・・(;>_<;)

洲本までは車も多いので、安全にのんびり25km/h程度で走行です。

淡路島は関西から近いので、車も自転車も結構多かったですね。道幅も路肩が特に広く取られているわけでもないので、別のツーリングの集団と被ってしまう時には、後方からの車に注意が必要です。しんがりを走っている時は後方の車に軽く手を挙げ会釈して集団を追い越す感じになります。また単独走をされている方も多かったのですが、私たちを追い越していくのも同じように気を使って一気に抜いていってました。

今回感じたのは、淡路島では追い越しをかける方が「こんにちはー」とか「抜きまぁーす」とか声を掛けていく方はほとんどいませんでしたね。

いきなり横に並ばれると、初心者の方などはビックリしてふらついたりされる事があるので、驚かさない様に「一声掛けて」がマナーなのですが、たくさん走っていた割にその声を聞くことが少なかったかな。

逆回りして対向するサイクリストも、手を挙げたり「こんにちはー」って会釈して挨拶される方は少なく、黙々と走ってる感じの方が多い印象ですね。

小学生くらいの男の子が、クロスバイクで一生懸命ペダルをこいでいた親子連れには「がんばってーー」って声を掛けました。あの子は苦痛だけを感じるのではなく、その先の爽快感や達成感を感じることが出来たらいいなぁ。なんて思いながら声をかけます。

小豆島やしまなみ海道へは何度も出掛けているのですが、馴れないご当地ならではの走行には気を使う感じです。まぁこれも旅の醍醐味なので、郷に入れば郷に従いましょう。

11:00 途中コンビニで休憩を入れつつ34km走った所で昼食です。

淡路島は玉ねぎが有名ですが、「しらす」も有名らしいですね。あちらこちらでしらすの看板を見かけます。

臭みもなくアッサリしてて美味しかったです。お好みでタレを自分でかけて食べる感じです。香ものの代わりに釘煮が付いてました、これも良かったですよ。関西の特産品ですよね。旅の楽しみはご当地ものを五感で味わう事なので、しっかりご当地ものを味わいます。(笑)

昼食後はこの日の山岳ステージ?の登場です。

約5km高度175mですが、ジワジワくる坂の登場です。ツーリングライダーなので、景色の良いところで写真を撮りながら休憩です。

最初の坂を下れば海岸線をひたすら10kmコンクリート道が登場します。変わらない風景と向かい風・・・。

途中でインスタ写真のお手伝いをしながら淡路島の風景を堪能します。

後半はハンガーノック気味になりながら、何とか一日目を無事に走破です。後半は暑さにやられ、エネルギー補給を失敗したかな?コンビニに寄ってもみかんゼリーみたいな「ツルッ」と食べれる物くらいしか喉を通りませんでした。

今回のお宿は小高い場所だったので、港が一望できる気持ち良いところでした。最後のこの坂が精神的に一番きつかった(笑)

一日目の結果発表!!

84kmをアベレージ20km/h・・・。クロスバイクとかママちゃりで走ったの?何とも軟弱な結果ですね(笑)

まぁこんなもんでしょ。のんびりサイクリングなので速さより楽しむことがメインですから(笑)

汗を流して、お待ちかねの夕食です!

鳴門海峡が近いこの場所の名産と言えば、身のしまった「鯛!」ですよね。刺身・宝楽焼き&淡路牛。

お食事処は貸切状態だったので、飲みたい人は自販機でビールを好きなだけ買って、気兼ねなくワイワイ8(^∇^8)(8^∇^)8

個人的には疲れてたのか もずくがめちゃくちゃ美味しかったなぁ。

焼いた?蒸した?宝楽焼きの鯛も全く臭み無し。みんなで綺麗に骨だけに完食です。腹が減ってると何でも美味しい( ゚v^ )

10畳の和室のに戻り、19:00 には布団を各自で敷いて、すぐにでも寝れる態勢に(笑) 雑魚寝は先に寝た者勝ちとばかりに談笑してるうちにポロポロ寝落ちし始め、気が付けば部屋の中は笑い声からイビキの大音量に(爆) 残念ながら睡眠を獲得出来なかった方は、二日目は異常なテンションのスイッチが入ってしまいガンガン走ってました・・・(笑)帰りの車の中での爆睡が確定ですね。

淡イチ二日目。昨晩は寝たことない時間から寝ているので、起きるのが早い早い!

予定を1時間繰り上げて、8:00 出発の準備です。入江になった穏やかな海に朝日が反射してキラキラしています。今日も絶好のサイクリング日和になりそうです。

朝一で淡路島の南端。大鳴門橋を来ましたよ!の記念にパチリッ!

ここは長居は無用のようなので、そそくさと来た道を引き返します。

大鳴門橋をバックにパチリッ!二日目でも朝一は皆さんまだ元気元気!(笑)

途中のコンビニでもなるべくご当地もの(笑) ここは珍しくサイクルスタンドが駐車場の隅に置いてくれてました。

この日も快晴の最高気温27℃。ずっと陽に当たっているとクラクラしそうです。ひと気の少なくなった海水浴場の駐車場で休憩です。鮮やかな濃い青い海と少し薄い青い空のコントラストと澄んだ空気が秋を感じさせてくれます。

騒音と雑音から解放され、穏やかな波のリズムが心地よいです。

海水浴場の足洗い場の蛇口で頭から水をかぶれば、更にスッキリしますね。

この旅も残り少なくなっています。もうひと頑張り!皆さん凄く頑張ってます。

淡路島で最後の食事?お昼休憩です。

やはりご当地ものにこだわりたい。「淡路島ヌードル」だったかな?カルボナーラなんて普段食べませんがチャレンジです。弾力のあるタコと、これでもか!ってくらいの玉ねぎが入ってました。

他に、淡路牛の牛丼・サワラ丼などなど・・・。各自で淡路島の味覚を楽しみました。

岩屋の近くまで帰ると、不思議な建物が・・・。

トイレだけ済ませ海も見えないのでスルーします。

いよいよ明石海峡大橋が見えるところまで帰ってきました。

対岸の本州には構造物がひしめき合ってます。わずか数キロの違いで全く違う生活の対比が見えます。

大阪湾に流れ込む激しい潮流が川のようでした。一昔前、この川の流れの様な潮流に乗って 何百という水軍がここを行き来してたんですよね。「へぇーーー」な感じがします。

今回の旅も残り僅かで終了です。見えるあの橋のたもとが今回の終点です。アラフィフのおっちゃん達が少しセンチになってますかね?(笑)

二日間で153km。皆さん事故もなく無事に完走です。

走り終えればさっさと自転車を撤収します。

二日目の結果発表!!

この日も70km弱をアベレージ20km/h・・・。やはりクロスバイクかママちゃり程度ですね(^^ゞ

まぁまぁのんびりツーリングなので、こんなところで満足でございます。(笑)

何より事故もなく無事に楽しく走れたのが一番です。淡路島を一周した達成感と満足感を得る事が出来ました。

淡路島ならではの ご当地ものも沢山感じることができましたしね。

最後に明石海峡大橋を望める日帰り温泉でサッパリして帰りました。

 

淡路島を一周したのは約20年ぶりでしたが、懐かしい風景や見覚えのある建物もありました。ただ、交通事情は大きく変わっていました。20年前は一周しても自転車はほとんど見かけませんでしたし、島の西側は車もたまに走ってるくらいでしたね。

関西圏からのナンバープレートが多く走るようになってか、いつの間にか自転車は肩身の狭い思いで走る感じには驚きました。特に北と南の道の駅では、自転車を見つけると警備員がとんできて、「邪魔だから出て行け!」的な言いがかりを言われるのにはかなり驚きでした。確かに自転車観光客より車の観光客がいくらでも来るのですから。しかも秋の3連休ともなると、自転車は単なる邪魔者なんでしょうね。サイクルスタンドも一応あります程度しか用意されていませんでしたし。

なので?淡イチは寄り道もせず一気に走りきる方が多いんでしょうか?関西の方だと普段は信号が多くてフラストレーションが溜まる走り方しか出来ないから、淡路島に来てガシガシ走ってらっしゃるのかな?

何れにしても しまなみ海道のサイクリストさんwelcome!とは全く違う雰囲気でしたね。ここに来てしまなみ海道が「サイクリストの聖地」と言われる所以がよく分かりました。年間40万を超えるサイクリストを迎えるしまなみ海道は やはり凄い。

次のツーリング企画はやっぱり「しまなみ」でしょうか?のんびり島探検ツーリングしたいですねぇ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の企画にご参加頂ける方を募集しています。楽しく走るのが好きな方、たまにはのんびり走りたい方、ぜひどうぞ(^^)/